【カフェインとのちょうどいい距離感】コーヒーと緑茶とエナジードリンクの話

朝、起きる

ふとんのぬくもりを振り切って無理やりスイッチを入れる

そんなときに頼るのがカフェイン

コーヒーにするか

緑茶にするか

エナジードリンクに手を出すか

カフェインの力は偉大だ

でも付き合い方を間違えると、人間の生活は地味に破壊される

コーヒー・緑茶・エナジードリンク カフェイン量の違い

まず知っておきたいのは、カフェインの“量”がけっこう違うということ

・コーヒー(150ml):約100mg

・緑茶(150ml):30~50mg

・エナジードリンク(250ml缶):約80〜100mg

数字だけ見ると、コーヒーとエナドリはかなり強め

緑茶はだいぶマイルド

つまり同じ一杯でも

緑茶なら3杯くらい飲んでコーヒー1杯分

エナドリはわりとコーヒー並みのパンチ力

これを知らずに「元気出ないな〜」って重ね飲みすると、カフェイン界のレッドカードを食らうので注意してほしい

適量ってどのくらい?

一般的な目安は、大人で1日400mg以内とされている

安全圏だと

コーヒーなら3杯くらい
緑茶なら7杯くらいですかね

ただしカフェインの効き方には個人差がある

少量でも動悸がしたり、逆に眠れなくなったりする人もいる

だから一番大事なのは、「自分にとって心地いい量」を知ることだと思う

カフェインと睡眠の関係 そして「切れたとき」の話

カフェインがすごいのは、目を覚ますだけじゃない

眠りを遠ざける能力まで持っている

この仕組みに関わっているのが、アデノシンという脳内物質

アデノシンは起きている間に脳にたまっていき
ある一定量を超えると「そろそろ眠ろうよ」と体に合図を送る

ここでカフェインが割り込んでくる

カフェインはアデノシン受容体にピタッとくっついて、眠気信号をブロックしてしまう

だから目が覚める

でもその一方で、体は「受容体足りなくない?」と勘違いして
アデノシン受容体の数を増やしてしまう

その結果どうなるかというと
やたら受容体が増えている状態になる

カフェインが切れたとき、普通よりも強くアデノシンの影響を受けるため
眠気やだるさがガツンと押し寄せてくるわけだ

たまにならいいけど、これを毎日繰り返していると
どんどんカフェインに依存した生活になる

やっぱりバランスが大事だと思う

疲れを吹き飛ばしたいのに、カフェインのとり過ぎは逆効果なんですね。

カフェインが肝臓と脳に与える良い影響もある

悪者扱いされがちなカフェインだけど、実はいいこともたくさんある

肝機能に対しては、コーヒーや緑茶を適量飲むことで
肝炎や肝臓がんのリスクを下げる効果があると言われている

特にコーヒーは「肝臓を守る飲み物」として医学的にも注目されている

脳への影響も面白い

カフェインは集中力を一時的に高めたり、気分をリフレッシュさせたりする効果がある

つまり、ぼんやりした脳に「もうちょっとがんばろうぜ」と軽く喝を入れてくれる存在
適度なカフェインは、まさに仕事を回すためのパワーアシストになってくれる

※ 更に緑茶は、脳の老化防止にも役立つということが、論文にもなっています。
  

カフェインを生活に取り入れた例

私もカフェインとはいろいろ試行錯誤してきた

朝イチはコーヒーでスイッチを入れる

昼過ぎは緑茶に切り替えてリラックスモード

夕方以降は白湯かカフェインレスにする

エナジードリンクは、ここぞという日だけに解禁

午後3時以降は絶対にカフェインを摂らないルールを作った

これだけで睡眠の質がめちゃくちゃ良くなったし

翌朝のスッキリ感が段違いになった

カフェインを「いつ・どれくらい」取るかって、それだけで人生がだいぶ快適になる

最近ハマっているのは「粉茶」

粉茶って知ってるだろうか

普通の緑茶を細かく粉にしたもので、お湯に溶かすだけでさっと緑茶ができるやつ

これがすごくいい

作るのも簡単だし、香りも濃い

なにより、茶葉をまるごと飲めるから、カテキンも食物繊維もまるっと取れる

ただ、気をつけたいのはカフェイン量

粉の量によっては、緑茶というよりもはやコーヒー並みになる

ティースプーン山盛りにして入れたら、それだけでかなりのカフェインを摂ることになる

だから「ちょっとだけ目を覚ましたいな」くらいなら薄めに、「集中ブーストかけたいな」ってときは濃いめに、自分で調整するのがおすすめだ

午後の作業タイムに、粉茶をちびちび飲みながら進めると、頭の回転がじんわり続く感じがしてすごくいい

結論:カフェインは、上手に使えば人生の強い味方になる

コーヒーも

緑茶も

エナジードリンクも

粉茶も

どれも悪くない

どれも武器になる

大事なのは、「どれを、どのタイミングで、どれくらい飲むか」だけ

それさえ押さえれば、カフェインはただの刺激物じゃなくて、あなたの一日を少しだけラクにするパートナーになる

カフェインに振り回されるか

カフェインを乗りこなすか

それを決めるのは、あなた自身だ

今日も一杯

自分に合ったペースで

おいしく取り入れていこう

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