【現代の勇者試験】固定電話を取る。それは、ささやかな偉業である。

こんにちは

仕事中に鳴る電話が、いまだに怖い大人代表です

固定電話、それは“今そこにある恐怖”

現代のオフィスには、Slack、Zoom、LINE、Google Meet、Chatwork……

数えきれないほどのツールがある

にもかかわらず

なぜか固定電話だけ、すごい音量で鳴る

「プルルルルル!!」←※何もしてないのに寿命が縮む音

あれ、たぶん昔の拷問器具と同じ素材でできてる

 

「電話に出る」って、実はかなりの高難易度ゲーム説

固定電話って、こういうゲームなんです

【レベル:★★★】

・敵の正体がわからない

・突然始まるバトル

・持ち時間:3秒

・武器:滑舌

・回避不可

どう見ても理不尽ゲー

しかも出てみたら──

「○○さん、いますか?」

いや、知らんがな

どこにいるかも知らんがな

というか誰あんた?

 

「電話を取り次ぐ」という演劇

固定電話に出るとき、我々は俳優になる

・声のトーンをワントーン上げ

・敬語の台詞を即興で組み立て

・相手の言葉をメモりながら同僚の場所を探し

・戻ってきて「申し訳ございません、ただいま席を外しておりまして…」で締める

 

──すごくない?

これ、もはや一人芝居の域

もし就活で「特技:固定電話対応」って書いたら

私が面接官なら即採用する

 

固定電話の受話器は、“勇気”の重さをしている

でもね、そんな理不尽な固定電話も、ひとつだけ素敵なところがある

それは、「新人が最初に褒められる場所」だということ

初めて出た日、先輩が「ナイス!」って言ってくれるあの瞬間

それだけで、その日ちょっとだけ“社会人ポイント”が増える

地味だけど、確かにレベルアップしてる感あるよね

 

結論:固定電話は、ビジネスパーソンの勇者試験である

 

出たくない

怖い

内容わからん

誰も出てくれない。

誰か、出ろよ

お願いしますから

 

それでも、あなたが受話器を取ったその瞬間、

“自分以外の誰かを助ける勇気” を出したということ

それって、ちょっとすごくない?

 

今日も誰かが叫ぶ

「誰か電話出てー!!」

その声に応えたあなた、間違いなく勇者です

 

おしまい

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